第20回「国際文具・紙製品展ISOT」に行ってまいりました。 国内外のメーカーが約600社、来場者7万人で賑わう文具の新製品フェアです。 デザインに優れ、環境に配慮し、価格の抑えられた製品が昨今のヒット作となっています。 「日本文具大賞」で毎年優秀文具製品が選考されてきましたが、今年も逸品揃いでした。 デザイン部門グランプリのマルマン社のニーモシネは、フランスのRHODIAデザインを意識しつつ紙質では それを超える書き味を実現したメモパッドホルダーです。マスコミ等取材の多い記者愛用のツールとして RHODIA（ﾛﾃﾞｨｱ）はヒットしてきましたが、これからはマルマン社に切り替えるユーザーが増えそうです。 機能部門グランプリに輝いたのは、日本理化学工業社の窓ガラスなどつるつるしたところに描け、最後は 濡れた布で消せる「キットパスきっず12色」。 安心素材で子どもが口に入れてしまっても大丈夫になっています。 黒板に使用するチョークをホタテを素材としたメーカーとして有名ですが、この会社の製品のほとんどを 重度障害者多数雇用によって生産実現しているので、社会的貢献度も高く個人的にも嬉しい受賞となった のがこの日本理化学工業株式会社です。

マルマン株式会社ホームページ→http://www.e-maruman.co.jp/
日本理化学工業ホームページ→http://www.rikagaku.co.jp/
日本文具大賞ホームページ→http://www.isot-fair.jp/jp/award/