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ミラノ・ドゥオモ近くの直営店訪問
2011.09.22



フィレンツェから特急電車に2時間乗るとミラノに着きます。まさしくファッションの街で、雑誌LEONのモデルのようなお洒落なビジネスマンがたくさん目につきます。 観光客やミラノ市民が多く集まるドゥオモから徒歩5分ほどのところにPineider直営店があります。有名ブランドがひしめく通り沿いにあるセンスの高いブティックの外観が その直営店で、一歩中に入ると紙工房にあった古い印刷機がオブジェとして展示されています。イタリア国内では最高級の紙製品を販売する店舗らしく、 色とりどりのレターセットが高級革製品の周囲にアクセントのように飾られ、バッグ、カフス、ネクタイ、手帳、高級筆記具や香水までもがピネイダーブランドとして ここでは展開されています。このミラノ店の応接室で本社輸出担当部長のLaraさんと打合せをし、世界各国販売代理店の事例などを学びました。 競争の激しいミラノでデザインや品質を鍛え上げ、ここで認められた製品を世界に紹介していくというピネイダー社の手法に共感できます。 日本国内に紹介するには対象を絞った取捨選択が必要ですが、他社にない魅力的な商品を選び取り紹介していきます。特にタンニンなめしの革素材が素晴らしく、 それで製作された製品に多くの百貨店バイヤーが憧れるのも理解できました。