Pineiderは他の有名ブランドと同様で、資金力のあるグループに買い取られた経験を持ちます。
世界のブランドのほとんどにフランス企業の2社(LVMH社とPPR社)のどちらかの資本が入っていて、
Pineiderは一時グッチのPPRグループに所属していました。しかしながらPineiderはイタリアの純国産ブランドであるべきと、
北イタリアの資産家がグッチ勢力からこのブランドを買い戻したのが数年前のことです。日本では有名ではありませんでしたが、
唯一Pineiderの手帳を我慢強く通常在庫し販売してきたのが新宿のI百貨店です。仕事でイタリアに赴任した経験がある方なら、
各都市の大きなドゥオモの近くに素敵な直営店があるPineiderを利用していたはずで、帰国後にはそのリフィールの需要があったようです。
今回はそれまでの定番在庫の手帳に加えて、10/4からのイタリア展に合わせた高級革製文具を展示販売するオファーをいただきました。
バイヤーがPineiderをよく知っているわけですので、コラボレーションに期待しています。