一世を風靡したブランドのそれぞれに物語性があります。品質が良いだけでは顧客層は拡がりません。
それではPineiderに歴史上の人物以外で、つまりライヴで使ってくれている方がいるのかは非常に気になるところです。
そこで調べてみるとイタリア政府の御用達として重用されていました。G8の1991年のジェノバサミット、
そして2009年のラクイラサミットでは各国首脳にPineiderのデスクマット等の革製品が会議上で使われています。
ステーショナリーとして、そして帰国時のお土産として写真にあるオバマ大統領やサルコジ大統領、メルケル党首らには
Pineiderのビジネス鞄等が名前入りで渡されています。ちなみに1991年の日本の首相は小泉さん、2009年は麻生さんでした。
今どのように国内で使われているのか気になりますね。他に有名人でPineiderを使っている人がいるのかどうか調べましたら、
噂ではマドンナやスティングらのアーティストが顧客名簿に載っているとのことです。しかし注意です。生きている有名人は勝手に商いのために使えません。
大金を払えば別ですが、そんな広告費をだせるブランドではありません。それができればとっくの昔に国内で知られてもよいくらいに品質は良いのです。
「う〜ん・・マンダム!」くらいのインパクトのあるCMやったらどうかと言われますが、それはすり足のできない剣士が試合に出場するようなもの。
まずは会社として基礎を充実させなければなりません。